Codeigniterをはじめる時にまず読んで欲しい記事10選

はじまりましたね、GW!
といっても私の生活は特に変わらずなのですが、GWをきっかけに新しいことに手をつける方向けにいくつか記事を書いておこうかなと。一本目は、Codeigniterをはじめるにあたって呼んでおいてほしい記事10選です。
CodeIgniter ユーザーガイド
有志で翻訳しているCodeigniter3のドキュメントです。ちなみに、「Codeigniter」で検索してでてくる「日本CodeIgniterユーザ会」のドキュメントは、Codeigniter2のもので、最新バージョンではないのでご注意下さい。なお、Codeigniter2系は保守が終了しております。
CodeIgniter 3超入門
「はじめてのPHPフレームワーク PHP初心者がすぐ現場で活躍するための CodeIgniter3超入門」(99ページ・1,200円)
書きました。詳細は入門書「CodeIgniter 3超入門」の販売を開始しました|WordPressの次に使って欲しいから書きましたでご紹介しています。
インストールの前に読んでおいた方がいい記事
半年使って分かったPHPフレームワーク「Codeigniter」の魅力5つ
大体のCodeigniterの立ち位置を書いています。例えば、有名なフレームワークのひとつに「ウェブ職人のためのフレームワーク」を標榜しているLaravelがありますが、まさに職人のためのものです。ミドルウェア、ルーティング、コントローラーと細かく処理別に記述場所が分けられていて、依存性の概念などを使いこなすことができるフレームワーク。
それに対して、Codeigniterは、もっと小さくてかわいいフレームワークです。シンプルなPHPを学んだり、WordPressを学んだ知識で大部分をカバーすることができます。最初使いはじめるのに、namespaceの知識すら不要です。小さくはじめるのに最適!
CodeIgniter 3.0のモダンなインストール方法
昔ながらの作法としてzipでインストールするのもひとつではあるのですが、フレームワーク自体のバージョンアップなどを考えると保守が面倒です。そこで、Composerというバージョン管理システムを使ってインストールする方法があり、それを紹介しています。
ちなみに、「zipインストールでいいんだ!!」という方は、「CodeIgniterをMAMPで使えるようにする」をご参考下さい。
インストール直後に読んでおいた方がいい記事
Codeigniter小ネタ集
実務に必須の開発環境と本番環境の分け方であったり、知っておいた方がいいtipsです。
コードを綺麗に書くために読んでおいた方がいい記事
[初心者向け] MVCモデルを実務から考える。構造から考えるから理解できないんだって。
はじめてPHPフレームワークを使うと、まず「MVC(Model-View-Controller)」という用語で躓くと思います。私は躓きました、何それって。
その簡単な説明を書いてあります。Codeigniterでは、ModelとViewを無視して、全てControllerに記述することもできますが、役割分担があるから分かれているんだよ、という説明を書いています。
Codeigniterでwebアプリをつくる時にやらかしちゃった5つのアンチパターン
Codeigniterをはじめたばかりの時は、WordPressとオレオレフレームワークしか触ったことがなかった私がやらかしちゃったまとめ。普遍的なものではないですが、ご笑覧いただければ。
CodeIgniter 3.0のアプリをコードレビューしてください
以前出版された「CodeIgniter徹底入門」で紹介されてるアプリケーションを、Codeigniter3系に対応させています。可読性の高く、「あ、それってそこに書いたらいいんだ」的着想を得ることができるので、コードがスパゲッティになりがちかも、となる前に目を通したらいいかと思いますー。
Codeigniterの拡張
codeigniter3-translations
Codeigniterのシステムメッセージを日本語化するためのレポジトリ。CodeIgniter Composer Installerを使っているなら、
[php]
$ cd /path/to/codeigniter
$ php bin/install.php translations develop
[/php]
で入れることが可能ですが、もしそうでないなら手動で「application/language」フォルダに入れる必要があります。適応するためには、「application/config/config」内の「$config[‘language’]」をjapaneseに変更して下さい。
イマドキのCodeIgniterでPHPUnit入門
テストを書きたい!という方は、PHPUnitを利用することができます。なぜCodeigniterはデフォルトでPHPUnit対応していないのだろう。
なお、zipでインストールしてるけどテストを書きたいという方は、「イマドキのCodeIgniterでPHPUnit入門(Composer不使用編)」をご覧下さい。
Editor
PhpStormで256倍楽しくコードを書く方法(CodeIgniterの場合)
IDEといわれるソフトウェアの開発環境には、入力補完という形でコードの候補が出てきます。ただ、残念なことに、PhpStormのデフォルトでは、Codeigniterのコード補完がついていないので、それを表示させるための方法が紹介されています。
ちなみに、IDEって何?!という方は、「竹槍で戦ってたら銃の存在を教えてもらった話(miエディタからPhpStormに乗り換えた話)」をご参考下さい。
まとめ
基本的にCodeigniterはCodeIgniter ユーザーガイドがしっかりしているので、PHPの記述方法さえ分かっていればあまり戸惑うことはないかと思います。
また、もし困りましたら、Twitterでツイートしてもらえれば、他のCodeigniterユーザが意外なほどに手助けしてくれますので、いろいろ考えるよりまずさわってもらえればと思います。
それでは、また。